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【院長ブログ】こどもの歯並びがガタガタ

2026.05.29
【院長ブログ】こどもの歯並びがガタガタ

歯並びの乱れ(不正咬合)と一言で言っても、その種類はさまざまなものがあります。
歯列全体がガタガタになっているもの、1本だけ飛び出しているもの、奥に引っ込んでいるものなど、歯並びのお悩みは人によって違います。
しかし、どんな歯並びの乱れも、放っておくと虫歯や歯周病の原因になったり、見た目がコンプレックスの原因になったりすることがあります。
少しでも歯並びが気になる場合には、ぜひ早めに歯科医院で相談するようにしてください。

こどもに見られる不正咬合と治療方法

以下では、お子様によく見られる不正咬合の種類をいくつか紹介します。
併せて治療方法も解説していきますので、これからお子様の治療を検討している方はぜひ参考にしてみてください

叢生
叢生

叢生(そうせい)とは、歯と歯が重なり合っていたり、デコボコに生えていたりする不正咬合です。
日本人に最も多い不正咬合で、歯並び相談の中でも一番多くみられる症状です。
乳歯の頃は綺麗に生えていたのに、永久歯に生え変わって歯並びが悪くなったというケースも多いです。
原因としては、顎のサイズに対して永久歯のサイズが大きく、全ての永久歯がきちんと並ぶスペースがないことなどが考えられます。
また、指しゃぶりや爪噛み、舌癖などの習癖によって悪化する可能性があります。

 

叢生の治療方法

・口呼吸や舌癖と言った口腔習癖を改善する
・口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを行う
・生え変わりの途中で成長の力を利用した矯正治療を行う
・永久歯に生え変わったタイミングでワイヤー矯正やマウスピース矯正を行う
など

受け口
受け口

受け口とは、いわゆる「しゃくれ」の状態を指します。
上下の噛み合わせがズレていることで咀嚼がうまくいかず、体の成長やバランスにも悪影響を及ぼすことがあります。
受け口は、歯だけの問題ではなく、顎の骨格の問題が生じているケースも考えられます。
不正咬合の中でも最も早い段階から治療を行う必要があるため、お子様の受け口に気づいたときには早めに歯科医院で治療を行うようにしましょう。

 

受け口の治療方法

・マウスピースやフェイスマスクなどの装置で改善する
・マウスピース型の矯正装置を使用する
・顎の骨格にアプローチする外科処置を行う
など

すきっ歯
すきっ歯

すきっ歯は空隙歯列とも言い、歯と歯の間に隙間ができている状態を指します。
乳歯のすきっ歯は永久歯への生え替わりで改善されることも多いため、それほど心配する必要はありません。
一方、永久歯になってからのすきっ歯は、永久歯が小さい、歯が足りていない、顎が大きいなどさまざまな要因が考えられます。

 

すきっ歯の治療方法

・ブラケットとワイヤーやマウスピースを用いて歯を動かして隙間を埋める
・歯の大きさや本数を調整して隙間を目立たなくするセラミック治療
・余分な組織を除去して上唇小帯の位置や長さを調整する上唇小帯形成手術
など

出っ歯
出っ歯

こどもに多くみられる出っ歯は、指しゃぶりや口呼吸などの口腔習癖によって起こることがあります。
出っ歯になると上の前歯が前に傾いてお口が閉じづらくなったり、下顎が後ろの位置にあることで噛み合わせが悪くなったり、さまざまな問題が起こるようになります。

 

出っ歯の治療方法

・ワイヤー矯正、やマウスピースによる矯正治療
・拡大装置を用いて顎の発育を促す治療
など

こどもの歯並びがガタガタになる原因

歯並びの乱れが起こる原因は大きく分けて2つあり、一つは遺伝的な要因、もう一つは口腔習癖です。
両親に不正咬合があるからといって必ずしもこどもが同じ歯並びになるとは限らず、また、両親ともに整った歯並びでも、こどもが不正咬合になるケースも多くあります。
遺伝が影響する部分
遺伝と言っても歯の並び方そのものが遺伝することはそれほど多くありません。
遺伝しやすい要素は顎の大きさや歯の大きさ、骨格などです。

後天的な不正咬合の原因

後天的な不正咬合は、口腔習癖によって引き起こされると言っても過言ではありません。
例えば口呼吸や指しゃぶり、爪噛み、舌で歯を押す癖など、歯並びに影響を与える癖を総じて「口腔習癖」と言います。

ガタガタの歯並び(叢生)を放置することのリスク

叢生は、歯並びの問題で最も多くの症例があり、特にこどもの不正咬合に限って言うと約8割は叢生であるとも言われています。
叢生は見た目に「歯並びがガタガタしている」「八重歯が目立つ」などのコンプレックスを抱きやすいだけではなく、放置すると虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。

歯並びのご不安は専門医へご相談ください

歯並びのご不安は専門医へご相談ください

歯並びがガタガタしているのを解消するためには、矯正治療を行うことが最も効果的です。
小児矯正であれば、乳歯から永久歯に生え変わる途中で行うのがタイミングとして最適です。
とはいえ、親御様がそのタイミングを見極めることは難しいと思いますので、お子様の歯並びに関して気になることがあった場合には、早めに歯科医院で相談をしておくことをおすすめします。

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