当院が行う矯正治療について

ふじわら歯科では、拡大床やブラケット、マイオブレース（マウスピース）を使った小児矯正を行っています。

拡大床矯正

拡大床とは、歯がきちんと生えるスペースを確保するため、上顎を広げる装置のことです。「急速拡大装置」という別名で呼ばれることもあります。
拡大床はあくまで顎の成長を促すものであり、歯並びを整えるものではありません。そのため、拡大床矯正後には、歯並びを整える別の治療が求められます。

拡大床矯正の目的

拡大床矯正の目的は、お子様の顎の成長を促すことです。
現在は柔らかい食べ物が多く、お子様の噛む力・顎が十分に発達しません。顎が未発達なままでは、歯が生えるスペースが足りず、歯並びが悪くなってしまいます。
拡大床矯正は、お子様の顎の成長を促し、次に控える本格的な矯正治療の負担を軽減してくれます。

ブランケット

ブラケットとは、歯に直接装着する、ワイヤーを通すための装置です。通したワイヤーを引っ張り、歯を理想的な位置に少しずつ移動させていきます。
ワイヤー矯正は主に、永久歯が生え揃った後の「第二期治療」で使われます。ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できるうえ、つけ忘れによる効果減退の心配もありません。前歯だけ、前歯と6歳臼歯だけなど、部分的な矯正も可能です。

マイオブレース

マイオブレースとは、間違った飲み込み方や舌の位置、口呼吸などの改善を促す、マウスピース型のトレーナーです。
就寝時間＋1時間装着で、自然に悪い口腔習慣の改善が見込めます。柔らかいマウスピースを使うため、痛みや違和感もほとんどありません。少ない負担で、根本的な原因から歯並びを整えられます。

まずはお気軽にご相談ください

「小児矯正＝ワイヤー矯正」というイメージをお持ちのお母様も、多くいらっしゃることと思います。
しかし、小児矯正にはブラケットを使ったワイヤー矯正のほかにも、拡大床矯正やマイオブレースを使った予防矯正など、幅広い選択肢があります。どれがお子様にあっているかは、専門医の診察を受けなければわかりません。
現在の不安を解消するためにも、将来の後悔を防ぐためにも、まずはお気軽にご相談ください。