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- ドクターインタビュー
大阪市東住吉区にある
「小児歯科ふじわら歯科」は、
お子様とお母様のための小児専門歯科医院です。
今回は院長の藤原成樹先生に、
小児矯正や今後の展望、
やりがいなどをお伺いしました。
小児矯正専門サイトを立ち上げたのはなぜですか?
お子様の歯並びを指摘され、「私が何もしなかったから」とご自分を責めるお母様を、これまでたくさん見てきました。もちろん、お子様の歯並びの悪さは、決してお母様のせいではありません。しかし、皆様どうしても、そう思わずにはいられないのです。
小児矯正専門サイトの立ち上げを決めたのは、そういった「お母様の不安や後悔」を解消したいと思ったからです。
小児矯正は金銭的な負担が伴うため、どのご家庭も皆ができるものではありません。けれども、専門医に正しい意見を聞いておけば、「ちゃんと相談をした」ことで、お母様のその後の不安や後悔は防げるはずです。当院で小児矯正をしてもらおうというよりも、とにかく「後悔や不安を防ぐために気軽に相談して欲しい」という思いで立ち上げを行いました。
小児矯正はいつ頃から取り組めば良いのでしょうか?
6歳臼歯が噛み合うようになってから、年長さん~学校入学前の時期から始めるのが一般的です。しかし、これはあくまで一般論にしかすぎません。お子様の気持ちによるところも大きいため、お母様とも相談しながら、最適なタイミングを見極めたいと考えています。
お母様の中には「矯正をするには遅すぎるのではないか」あるいは「今矯正をしないと手遅れになるのではないか」と、不安を抱いている方もいらっしゃいます。けれども、矯正をするのに遅すぎるということはありません。今からでも遅くはないですし、今できなくても過剰に心配する必要はないのです。とにかく一人で不安を抱えず、まずは気軽に当院にご相談ください。
先生の今後の展望を教えてください。
「治療をより充実させていきたい」という気持ちはもちろんありますが、今はそれに加えて「若い人を育てたい」と強く感じています。臨床の場を譲るために、自分が第一線から退いても構いません。「子どもたちにとって最後の砦」「保護者に安心を」といった自分の考えを受け継いでくれる若い歯科医師・歯科衛生士を育てて、いずれは自ら発信してくれるようになってほしいと願っています。
先生にとっての仕事のやりがいは何ですか?
お子様やお母様の笑顔はもちろんですが、患者様の中から看護師・歯科衛生士になる方が出ることに、やりがいを感じています。
実は当院には、かつて患者様だったスタッフが、数多く勤務しています。周囲から自然とスタッフが生まれるので、人員募集はほとんどかけたことがありません。
小さい頃から通っていたお子様が、大人になって医療関係に進んでくれる、当院に就職してくれると、やはりこれ以上ないくらいの喜びを感じます。
患者様に接するうえで気をつけていることはありますか?
痛い・怖いという印象を取り除き、楽しく通ってもらえるよう心がけています。矯正もメンテナンスも、お子様本人のモチベーションがなければ、中々上手くはいきません。無理に治療を進めることはせず、そのぶんコミュニケーションに時間をかけるようにしています。
また、付き添いのお母様については、不安を解消すること、安心してもらうことを第一に考えています。脅すような表現・不安を煽るような表現は使いませんし、単なる問題の指摘だけで終わらせたりもしません。各ご家庭の背景や現実を理解し、お母様に寄り添っていけるよう、スタッフ共々真摯に取り組んでいます。
患者様へのメッセージ
こちらのページを見てくださっているお母様、日々の生活や育児、本当にお疲れ様です。ここをご覧になっているということは、お子様のお口になんらかの不安を感じていらっしゃるのではないでしょうか?
もう心配する必要はありません。我々スタッフが何とかしますので、安心してください。
当院は、「子ども達にとっての最後の砦」として、お子様のお口の問題から絶対に逃げず、誤魔化さず、放り出しません。また、単に問題そのものを指摘するのではなく、背景や現実をしっかりと理解したうえで、お母様に寄り添います。
我々スタッフは、お母様の不安を解消し、次への一歩が踏み出せるように後押ししたいと考えています。お子様のお口に不安を感じていらっしゃるなら、一人で抱え込まず、ぜひ当院に気軽に相談してください。